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2010年3月

デイリー通信|第12日目

こんばんは。Planetスタッフ和田です。

本日は『2007年2月2日』が上映された後、昨年度も出品された安川有果監督と唐津正樹監督とのトークが行われました。
監督は大阪芸術大学の付属学校の課題制作として撮影された処女作となる本作品の撮影動機を、物語りたい物語ありきで撮ったのではなく、撮りたい友人を街に放り出したその姿を撮影してみたかったからだと述べられ、自身の映画作りのスタイルを現場で即興的に女優の顔や仕草と風景の間で紡がれる変化をとらえてゆくものだと語られました。その後、唐津監督が安川監督のフィルモグラフィーを通した共通点として主人公に監督と同世代の女性を多用している点と、物語内における人間関係の不在(希薄さ)について着目され、それに対して安川監督自身も作品に自己が強く反映していることに気付かれるなど発展的なトークが展開されました。

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  (左)唐津正樹監督     (右)安川有果監督

また、安川監督は今後、当館でも上映予定のオムニバス映画『桃まつりpresents “うそ”』の中で新作『カノジョは大丈夫』を撮り終えられていまして、今後の活動にも目が離せません。折り返し地点を迎えつつあるシネドライブは新進気鋭の作家の原点を見ることの出来る良い機会ですので、皆様、是非、足をお運び下さい!

引き続きplanetスタッフの藤本です!

「バチアタリ暴力人間」ではプロデューサー役で出演し、実際に普段は製作の側から映画に携わっている富岡邦彦氏の舞台挨拶がありました。

上映前ということで短い時間ではありましたが、撮影中に感じたことをふたつの立場から語って下さいました。

白石監督は即興演出を好まれる方で、富岡さんも必要最低限の情報だけ与えられて、後はほとんどアドリブで演じたそうです。

別のシーンの撮影を見ていた時も、即興で演じ続けている役者に対し、30分近くカメラを回しているのに大変驚いたとか。

また、演技を終えた後の感情の高ぶりの扱いにくさを感じたというお話もありました。カットの声がかかってもすぐには気持ちをコントロールできないと感じ、泣くなどのエモーショナルな演技をした人にはケアが必要だと感じたそうです。

明日もトークはたくさんあります。作品も、その裏話も、ぜひお楽しみに!

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デイリー通信|第11日目

今日は『会いたい人は、今どこにいますか』の
牛越大輔監督が来てくださいました。
そもそも「ファンタジーを撮りたい」という
つよい希望があり、この作品に臨んだということでした。

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物語の結末は抽象的なものにとどめた・・・
役者どうしの呼吸を信じて、できるだけ
自然を演出した・・・
『正義の人』(谷口恒平監督)における、
感動のファシズムに無関心なもののつくりかたが
気持ちよい・・・などなどのお話から、
事や人に対して、より中立的で客体化された
姿勢を持とうとされていた監督でした。

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あすから4月だというのに暖房が欠かせない寒さです。
カフェラテなど(セルフサービスですが1杯50円です)
飲みながら、場内で暖まりながらお待ち
いただくこともできます。クッキーもあります。

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司会の唐津正樹氏  え:山田亜矢子

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デイリー通信|第10日目

ふたたびPLANETの佐藤です。
今日も、上映終了後トークのリポートをお届けします。

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『バースディ・トランジット』の道平史監督はこの作品で、
ドキュメンタリでおこなわれる撮影方法を利用し、
手持ちカメラで臨場感を映し出すことに努めた
ということでした。

カット数・情報量(セリフ)が多いため、得てして
混乱を招くのではないか?という
複雑なつくりになっているところが興味深い作品です。

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「セリフを入れ、物語をきちんと描きたかった」
という『オレンジの正しい使い方』『ワンダリングガール』
『赤い靴』などの岡田まり監督。

マヤ・デレンが大好きで、確実に影響下にあった
『箱』『東京ノスタルジア』などの初期の作品群。
その後イメージや心のつぶやきをつなげていくことから
初めて『オレンジ~』で会話劇に挑んだという。

「『オレンジ~』では逆に実験性が薄れた。
(『オレンジ~』を経たあとにつくられた)『赤い靴』では、
物語をデコラティブなテロップに語らせることにより、
「実験」と「説話」のバランスがよくなった」
という客席の方からの絶妙な分析が、
このトークにひとつの着地点を生んだように思います。

作品も客席もカラフルで、あまりPLANETでは見ないような
雰囲気が広まったプログラムでした。

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『最弱対最弱』撮影の中島裕作さん(右)
『白と黒の味』主演の今西洋貴さん(中央)
『白と黒の味』青木翔太郎監督(左)

中島さん:
「(『白と黒の味』佳境部分のカメラワークを指して)
白と黒、どちらも、どちらにでも転がり得るということを
カット割りで的確に表現された巧い撮り方でしたね」
青木さん:
「・・・もちろん、始めからそのつもりの演出でした・笑」

というような撮影者のするどい視線が中島さんにはあり、
DVでテイクを重ね、丁寧に人物の<関係>を映し込むことを
いちばんに考えるという中島さんに対し、
普段35mmフィルムでの撮影現場に参加していることが
多いという 青木さんは、その一回性の緊迫感から、
フィルム絶対論者なんだというところまで
トークは展開しました。

今西さんは、関西の自主映画界隈では周知の俳優さんです。
シネドライブでもたくさんの作品に参加されています。
なかでもどうしてか、刑事役が多いということでしたが
第2回CBR作品では、俳優としての新境地を開いた
とか、開かないとか。今後の上映がたのしみです。

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シネドライブも後半へさしかかりました。
これからは2回目の上映となる作品も出てきますので
1回目の上映を逃したという方は、この機会にぜひどうぞ。

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『焦げ女、嗤う』監督・脚本:瀬川浩志

『焦げ女、嗤う』を監督しました瀬川浩志と申します。このイベントに出品するのは、シネトライブ時代から数えて5回目(ほぼ皆勤!?)。今作は先日「傑力珍怪映画祭 新種誕生」にて初披露され、ありがたいことに会場の渋谷UPLINK FACTORYに入りきらない人が出るほどの超満員で迎えられました。勢いそのままに、今度はこのシネドライヴにて満を持しての関西初上映となります。
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『焦げ女、嗤う』
冬子はデート中に突然、山に捨てられた。
元カレの久太と街で偶然の再会を果たし、その日のうちに結ばれる二人。

しかし久太に想いを寄せる女・シュウコが現れたことで二人の関係は崩れはじめ・・・。
若い男女の恋模様を、特異な語り口とハミ出しまくりの登場人物たち、怒涛のストーリー展開で一気呵成に描いた、まったく新しいタイプの恋愛映画。
 
新井美穂/高木公介/よこえとも子/谷尾宏之/真柳美苗
松本高士/西山真来/前川桃子/片倉わき

監督・脚本・編集:瀬川浩志 
撮影・照明:平野晋吾 録音:日暮謙 美術:浅野陽士
音楽:fra、古賀友彌 助監督:竹内洋介

撮影には『ジャーマン+雨』など横浜聡子監督とのコンビで、一躍名を馳せた平野晋吾さん。現場の空気感を絶妙なフレーミングで閉じ込めるそのカメラワークは、この作品の大きな魅力の一つになっています。またキャストには、第1回CO2で主演女優賞を獲得した新井美穂さん、桃まつりpresentsうそ『きみをよんでるよ』での聾唖の青年役でも独特の存在感を示した高木公介さん、『へばの』の西山真来さんなど、インディーズ映画界を賑わす個性的な俳優が揃いました。
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(作品に寄せられたコメント)
捨てられたヒロインが昔の彼氏に再会して、泊まった家でヤッてしまうドキドキ感なんて、なかなかああは撮れないと思いながら見てました。次の日、今度はあのヒドい彼氏がヒロインとヤッてしまう描写もエッチでした。ヒロインの芝居もいいのだけど、瀬川君はエッチな描写がうまいのではないでしょうか。ヒロインと元彼の関係(昔、つきあっていた頃はうぶでプラトニックだった)の設定の仕方も功を奏しています。
(高橋洋/『リング』『おろち』脚本家・映画監督)

『焦げ女、嗤う』たいへん面白く、かつ刺激的に拝見しました。濡れているような、渇いたような、真の意味でエロティックな映画でした。人間が揺れるまま、たゆたったまま流れ流れて、物語を進行(駆動)させていく。しかしある瞬間には映画として凝集された密度を持ち、あまつさえ痛快な疾走感と、意味不明の伏線(笑)もあり、これは凄い、ヤバい、と興奮しながら観ました。
(藤原ちから/『エクス・ポ』編集者)

恋愛を扱っていますが、甘ったるい空気は皆無のヘンテコでタフな映画です。残す上映は4月2日14:00~と4月8日20:00~の2回。8日シネヌーヴォでの上映にはキャストとともに僕も駆けつけたいと思っていますので、会場で叱咤・激励・ご批判など忌憚のないご意見をぶつけていただければ幸いです。今後、関西での上映の機会はほとんどないと思いますので、この機会に是非劇場に足をお運びください!よろしくお願いいたします。

3/24(水)14:00~ シネ・ヌーヴォX

4/02(金)14:00~ Planet+1

4/08(木)20:00 ~シネ・ヌーヴォX

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作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

http://cinedrive2010.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-47b1.html

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デイリー通信 | 第08日目

プラネットスタッフの山田です。
本日のカントークのゲスト、大江崇允監督が語るのは庵野秀明氏。

庵野氏の映画監督作品といえば、「ラブ&ポップ」「式日」「キューティハニー」
などがありますが・・・

やはり(?)話の中心は「新世紀エヴァンゲリオン」へ。

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大江崇充監督(左)、「赤い束縛」監督でシネドライヴ実行委員の唐津正樹氏(右)


お互い歳も近く「我々はガンダム世代」だと仰るお二人.。

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先日劇場公開されて記憶に新しい「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破」から
話はまず盛り上がり・・・


主人公、碇シンジと父親の碇ゲンドウにおける父と息子の関係から話はどんどん
加速し、ダニーボイル監督「トレイン・スポッティング」の親子関係の表現、
果てはフロイト呈するエディプスコンプレックスの話へと。
庵野氏による作画然り演出然り、どの点においても素材に対する
執拗な表現方法、そして観客の皆さまからの喧々囂々とした熱い意見が大多数飛び交い、
熱覚めやらぬまま時間の為終了と相成りました。

※次回のカントークは4月4日(日)昼12時、安川有果監督が語るレオス・カラックスです!



さて、本日の作品上映にお越しくださった「Hob.XXI-2」主演の今西洋貴さん
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主演俳優ならではの視点で現場裏事情を独特のユーモアを加えテンポよく
お話くださり、客席には笑い声が絶えず。


そして本日のシメの作品、「かの子」の市川貴啓監督、
「鰹がくわえたバカ者」の向田優監督によるトークで本日は終了いたしました。

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市川監督(左)、向田監督(右)

※シネドライヴ2010、4月2日(金)ドライヴ100マイルオールナイトトーク、
多数の監督諸氏がみえられる予定です。普段できない質問あんなことやこんなこと、
この機会にぜひ足をお運びください。朝まで生討論!

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ドライヴ100マイル vol.2

4月2日(金)夜23:00よりPLANET+1にて
オールナイト・トークイベント
ドライヴ100マイルを開催します

カントークも4回目が終了し
上映後の監督たちによるトーク
を聞いて一貫して出て来る問題意識は
演技と演出の関係です

ドライヴ100マイル vol.2
もここからはじめます

参加監督をはじめ
役者の方々 それから
映画に興味のある方々は是非
お集りください

http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

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『灰土警部の事件簿 人喰山』 作・画・弁士:にいやなおゆき 

『灰土警部の事件簿 人喰山』を作った、にいやなおゆきと申します。実は、私は大阪デザイナー専門学校アニメーション科出身で、二十数年前にはプラネット+1さんで珍しいアニメーションを色々見せて頂いてました。

あの頃、青春時代に見せて頂いていた作品の数々が、今も作品製作の基礎となっております。今回シネ・ドライブ2010に参加させて頂く事になり、プラネット+1さんと、シネ・ヌーヴォさんで大阪の皆さんに自作を見て頂ける事になりました。大変感謝しております。

さて、『灰土警部の事件簿 人喰山』は「紙芝居アニメーション」です。画は全て静止画で、パンやズームなどのカメラワークだけで作られています。キャラクターは動きません。ナレーション……というか、キャラの台詞も活弁も私自身が演っております。(にいやなおゆき)


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内容的には、「貸本怪奇劇画」&「新青年」的「怪奇エログロミステリー」とでも言いましょうか。概要をご紹介しますと……。

残虐な連続殺人事件の、現場検証にやってきた灰土警部一行。しかし、そこは「人喰山」と呼ばれる阿鼻叫喚酒池肉林の恐怖地帯であった!血も涙もない灰土警部が、麓の村で出会った薄幸の美少女ハルコとのふれあいによって赤子のような心を取り戻すまでの、涙々の物語。作者自身が弁士も務め る、紙芝居アニメの超大作!

とまあ、なんだか心温まる良い話のようですが、かなりドギツイ表現もございます。先日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品しましたところ……。

ゆうばり:「『人喰山』は、スポンサーのスカパーさんで放映出来ないので、通常の枠での上映は出来ません」
にいや:「ええ~~!」
ゆうばり:「ですから、特別枠を作りました。ゆうばりフォービデン・ゾーンです」
にいや:「フォービデン・ゾーンってなんですか?」
ゆうばり:「各国のファンタスティック映画祭にあるカテゴリーで、まあヤバい作品をかけるプログラムですね」
にいや:「ヤバいって……他にはどういう作品がかかるんでしょう?」
ゆうばり:「『ゾンビ完全版』です」
にいや:「光栄です!」

……とまあ、こういう次第で。「フォービデン・ゾーン」てのは、言わば「危険領域」てな意味らしいです。『灰土警部の事件簿 人喰山』、当然地上波でも衛星放送でもかけられません。ソフトが出る可能性もありません。そうなのです!この作品を見る事が出来るのは、プラネット+1さんやシネ・ヌーヴォさんといった、ワイルドでナイスな、ごく一部の劇場だけなのです!

添付しました写真をご覧になればおわかりですが。この作品は自宅サウンドスタジオで録音されています。ダンボール箱内部にタオルを貼り、外側に布団を被せて作った自作スタジオです。

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実はこの作品は、昨年渋谷のUPLIKさんで『傑力珍怪映画祭』の一本として公開された物です。他にも同時上映の『地獄に堕ちたシェイクスピア』や、『大拳銃』『魔眼』『焦げ女、嗤う』なども「傑力珍怪」の作品です。

どうぞ合わせてご覧下さいませ。どの作品も、美しく、下品でなく、心温まる、ナイスでクールでファニーな傑作ばかりです。

全作品に共通するのは「自分探しなんかする気も無い」という、鋼の意志でございます。京阪神方面の皆様、どうぞ『人喰山』と「傑力珍怪」作品群をよろしくお願いいたしま~~す!!!

3/20(土)16:00~ シネ・ヌーヴォX
3/30(火)18:00~ Planet+1
4/06(火)14:00~ シネ・ヌーヴォX


[幻のソドム城 ウェブサイト]
http://www.sodomujou.com/
※「秘宝館」に制作風景の写真を多数掲載しております。

[ゆうばり映画祭 写真レポート]
http://d.hatena.ne.jp/ketsurikichinkai/
※カテゴリーの「ゆうばりレポート」で記事が出て来ます。

[映画芸術DIARY 批評]

http://eigageijutsu.com/article/124929684.html
※今回のシネドライブで上映の『東京人間喜劇』  監督、深田晃司さんが書いて下さったものです。

[傑力珍怪映画祭 ウェブサイト]

http://ketsuriki.com/


作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

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デイリー通信|第07日目

おはようございます。PLANETスタッフの岡本です。

昨日は土曜日、それに加えて、晴天ということもあり、たくさんのお客様にご来場頂きました。上映前に、葛生監督にお越しいただき、溝口健二と亡霊たちの関係について、お話をして頂きました。

初めに、なぜ溝口健二なのか、という話から始まり、葛生監督と溝口との出会い、溝口とヒッチコックの類似性、溝口の演出方法について、と、話は展開してゆきます。

次に、本日の議題である「ミゾグチの亡霊」へと、話は移行してゆきます。初めに、葛生監督は、溝口作品の主題が「階級」、「亡霊」、そして「女性の視点から社会を見ること」と前置きをされた上で、その「亡霊」が、作品中でどのように表現されているのか、そして、その「亡霊」はなぜ現れるのかを、『東京行進曲』(1929)、『折鶴お千』(1935)の具体的なシーンを描写しながら、独自の解釈で語ってゆかれます。サイレント時代の「亡霊」は二重写しで、トーキー時代の「亡霊」は主に声で表現されており、その役割は、亡霊を召喚した登場人物に対して、ある一つの方向を指し示し、それに向けての倫理的な判断を促している、という分析が印象的でした。

そして、葛生監督は、「フィクションにおける亡霊のステイタス」という主題を、シェイクスピアの『ハムレット』における、ハムレットの嘆き(The time is out of joint)を引き合いに出し、亡霊が出現するためには、登場人物たちの生きる時空間が何らかの形で捩じれる必要があり、それによって生じた裂け目を通って亡霊たちは姿を見せると分析し、その時空間の歪みが溝口の作品のなかでいかなる形を取って表現されているのかを、『折鶴お千』のワンシーンを見ながら、解説して頂きました。

その後、質疑応答に移ります。議題はサイレント時代における弁士の役割に始まり、アンゲロプロスの映画に垣間見える溝口の影響はどのようなものなのか、そして、なぜアンゲロプロスは衰退していったのか。それに対して、ストローブ=ユイレは溝口から何を吸収し、それを作品にいかに反映させていったのか。アンゲロプロスの衰退に対して、ストローブ=ユイレの作品が生気を持ち続けることが出来たのは、溝口の何を継承したからなのか、など、多種多様な議論が交わされました。

熱気も冷め止まないうちに質疑応答が終了し、そのままの流れで『東京行進曲』を鑑賞することになり、葛生監督、そして、聴衆の皆様も一緒に、溝口作品を堪能されていました。

トーク後の上映にも、たくさんのお客様にお越しいただきました。

それに加えて、『キョウト・クワイエット』の松浦監督と出演女優のお二方、『東京人間喜劇』の深田監督と詩人の安川奈緒さん、そして、『己が魂のために』の中島監督と出演俳優の方、と、各作品の上映後に議論の場が設けられ、作り手と受け手の垣根が無い、自由な討論が繰り広げられました。

松浦監督には、現在までの創作活動、撮影秘話、今回の映画の意図など、出演女優のお二方のお話も交えながら、語って頂きました。

深田監督には、群像劇について、監督ご自身も所属する劇団「青年団」について、そこから派生して、演劇と映画について、即興演出について、などなど、様々な事柄について、お話をして頂きました。

中島監督には、撮影秘話(制作費、撮影期間、脚本に費やす時間)を、出演俳優の方を交えて、詳しく話していただきました。今回、中島監督のお話を伺って、初めて「SFニューヤクザ映画」というジャンルが存在することを知りました。

本日も昨日に引き続き、カントークを開催致します。大江崇允監督にお越しいただき、庵野秀明監督について、時間が許す限り、たっぷりお話していただきます。

会場でしか聞けない裏話などもたくさんありますので、奮ってご参加下さい。

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デイリー通信|第06日目

PLANETスタッフの和田です。

本日も色とりどりの作品が上映され、その上映後も刺激的なトークが展開されていました。

今日のプログラム前半では、『プラスチック』『1/4 identity?』『1/2』 『コクハク22』の上映後、崔正成監督と松田義輝監督とのトークが行われました

崔監督は諸作品に登場する被写体である妹達や在日朝鮮人との関り方の変化から、監督自身のドキュメンタリー撮影における姿勢を、多様な価値観と対峙した際でも、それを出来るだけ客観的に受け止めるように(たとえ自身にとって根深い問題である在日問題であれ)努めていると話されていた点が印象的でした。主観的な方向へと傾斜しがちなセルフドキュメンタリーが流行を成す中で、写真学科を専攻されていたという監督の経歴も関係しているのでしょうか、非常に興味深いトークとなりました。

松田監督は『コクハク22』の撮影の動機を自身が友人達と育った原風景やコミュニティーに対する感傷を撮りたかったからと話を切り出しつつ、現在の視点から作品を再見し、自意識が前面に出ているその「気持ち悪さ」について話されました。また、その発言に対して観客の方が興行の場で自身の作品を否定する表現者としての姿勢について苦言を呈するなど、作り手と観客の間で敷居の全くない非常にストレートなトークが展開されスリリングな空気を醸し出してもいました。

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崔正成監督(右)と松田義輝監督(左)


またプログラム後半では、『韓流刑事』『時代閉塞の現状』『火の娘たち』『ダイアン・キーコノラブハント』 の上映後、葛生賢監督と野田千晶監督のトークが行われました。

今回の映画祭でフィルモグラフィーの全作品を出品されている葛生監督は、自身の作品の傾向を「アバンギャルド的なもの」と「B級的活劇」の二つに分けられると発言され、自身の作品傾向を語られていました。また、非常に興味深かった点が、観客の方との対話の中で「B級的活劇」のテイストを含む『韓流刑事』を再編集することで、『時代閉塞の現状』のような「アバンギャルド的な」作品が作られることが、ある種VJ的に映像のイメージの意味作用を自由に変化させてゆく可能性を持つのではないかという議論にまで発展したのは非常に刺激的でした。

野田監督のトークでは主に映画と演劇の関係が語られ、元々演劇用の脚本であった本作品をほぼワンカットで映画化するにあたって舞台と観客との関係が双方向である演劇と、それが一方通行な映画との差異について観客と監督の間で議論が繰り広げられました。演劇では演者のアクションが即座に観客に伝わり、観客のリアクションが演者に返されますが、映画においてはそのような関係性は成立することがないので、本作品のように舞台劇をほぼワンカットで映画化すると不思議な雰囲気を醸し出すという観客の方からの発言を聞き、映画におけるアクションとリアクションの関係とは何かと深く考えさせられました。

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葛生賢監督(右)と野田千晶監督(左)


明日、3月27日は映画評論家としても著名な葛生監督によるカントーク「ミゾグチの亡霊たち」が行われます。観客と講演者の間の敷居が全くないPlanet独特のトークは非常に刺激的ですので、ぜひ皆様も会場に足をお運びください!

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『大拳銃』 監督・脚本:大畑創

『大拳銃』 監督・脚本:大畑創は、映画美学校の卒業作成で作られた作品でして、オーディションも初めて、16mmで撮るのも初めて、と監督から聞いております。
がしかし現場では絶対に演出に揺らぎがなかった監督さんでした。とってもやさしい感じだけど「もう一回、こんな感じで」と演出してくれてなんとか撮影できたのが、私が(君枝)大変なことになるシーンです。是非、スクリーンで!!おまちしております。(宮川ひろみ)

Title

『大拳銃』 監督:大畑創 31分 (16mm→DV)
・富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭「出品」
・ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2009入選「審査員特別賞受賞」
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭「審査員特別賞受賞」
・2010ドイツ・ニッポンコネクション「上映決定」

小野孝弘/岡部尚/宮川ひろみ/三宅和樹/杉江義浩 
監督・脚本:大畑創 製作:名倉愛 三島裕二 
撮影:梶田豊土 美術:伊藤淳

経済的に困窮していた鉄工所経営者の縣郁夫は、裏社会の人間から拳銃の密造を依頼された。暴発などの失敗を繰り返しながらも、弟の聡とともに密造を進める中で、次第に「銃を造ること」自体にのめり込んでゆく郁夫…。
自らの手で「何か」を造り出してしまうこと。それは幸運を呼ぶのか? 不幸を呼ぶのか? 手が! 頭が!! 胸部が!!! 木っ端微塵にハジけ飛ぶ!!!!ひとつの「確信」を得ることの出来た男が繰り広げる、短編自主アクションノワール映画。

3/20(土)14:00~ シネ・ヌーヴォX
3/30(火)16:00~ Planet+1
4/05(月)16:00 ~シネ・ヌーヴォX


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ぼくの前作「ヒミコさん」で主人公のヒミコさんを演じてもらいました。これもまた、つかみ所のない役。でも理解できないからこそ創ります。そうやって出来上がったヒミコさんを、公開時に観た大畑創監督が気に入にり、「大拳銃」でキャスティングされたそうです。その理由を未だ大畑監督に聞いてませんが…。

「大拳銃」は「ヒミコさん」とうって変わりシリアスなタッチ。この物語で宮川さんは大変な目に遭います。もし、この役を知らない人が演じていたら席を立ち上がって悲鳴を上げたかもしれません。宮川さんは役によってイメージを変えてくるから、演じてる人物が実在してる気持ちにさせてくれます。これはとてもありがたいことで、撮影時や、仕上げの時に集中できます。

完成した後も、あの人どうしてるだろう?って気にさせられるのは大事なことです。「大拳銃」で演じた奥さんも、これから食事や用便が大変だろうな~って心配です。
(映画監督:藤原章(『ダンプねえちゃんとホルモン大王』『ラッパー慕情』))

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「傑力珍怪 ウェブサイト」(外部リンク)
http://ketsuriki.com/film/daikenju.html

作品の宣伝・批評について
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カントークvol.2 コメント

深田晃司監督から
ロメールに対するコメントをいただきました

http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

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『虚空~COCOO~』 監督:久保直樹

シネ・ドライブ2009賞いただきました「ダンプねえちゃんとホルモン大王(監督:藤原章)」に出演しておりました宮川ひろみと申します。ブログを観ていらっしゃるみなさんこんにちは。今年も自分が関わらせていただいた作品が上映されます。是非観に来ていただきたいと思い投稿してみました★

「虚空」の仕事は実は藤原章監督の「ラッパー慕情」を観た久保監督からのオファーだった。
当時、この役を探していたんだけど、「ラッパー慕情」のトモコ役的な役者さんが最後まで決まらず、本人(私)に連絡がきたのだった。その時の所属事務所が久保さんの事務所と目と鼻の先で。大きく腕を振って歩き何度も打ち合わせに行ったことを思いだした。
(宮川ひろみ)


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『虚空~COCOO~』

何か撮りたいのに何も撮るものが無い
伝説の映画監督Dが撮る空っぽな映画
 
山本剛史/おぞねせいこ/原田光規/宮川ひろみ
足立智充/石井風花/山本竜二

監督:久保直樹 脚本:根本ノンジ 製作:杉本裕美 撮影:北島元朗 照明:高田 賢  録音:臼井 勝 美術・助監督:大谷清英

スタッフ・キャストは全てネット募集。その「映画」にはシナリオは存在せずDの思いつきで撮影が続けられる。Dには撮りたい、撮らなくてはならないという焦燥感はあるが、実はこの何十年自分が何を表現したいのか?空っぽだったのだ。

3/25(木)18:30~ シネ・ヌーヴォX
3/31(水)18:00~ シネ・ヌーヴォX
4/09(金)16:30~ Planet+1


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ぼくの旧作「ラッパー慕情」で宮川ひろみさんはトモコという、掴みどころのない人物を演じてもらいました。

これは実際にモデルとなった女の子がおりまして…本人に気づかれぬようスパイみたいに取材してたのです。20歳くらいの美容師見習いですけど(不潔)な印象を受けました。それを基に半分こちらでキャラクターの設定をし、残りは宮川さんにお任せしました。そうやって出来上がったトモコを、ゆうばりファンタスティック映画祭で観た久保直樹監督が気に入にり、「虚空」で宮川さんをキャスティングされたそうです。

「ラッパー慕情」もそうですが、「虚空」は、<何かやりたいけど、何をすればいいか見つからない>人たちの物語。そんな鬱屈した溜まり場にポーンと放り込まれたのが宮川さんの役どころです。ちょっと世間からズレており、その他の登場人物と、どのくらい距離をとるかでリアルにもコミカルにも見えてしまう…とても微妙な立ち場に感じました。

役が無防備な人なので、ときどきスカートの下のパンツを曝してしまいます。そのパンツのゴムが、ぼくにはビヨ~ンと伸びてるように見えてリアルでした。実際は伸びてないかもしれませんが、宮川さんの演技で伸びてるように思えたのかもしれません。
「虚空」ではギスギスした閉鎖的な人間関係が展開されます。そんな中にあって宮川さんのパンツの緩み具合は、(みんな楽しく本音で生きようよ!)と代弁している気がしました。
(映画監督:藤原章(『ダンプねえちゃんとホルモン大王』『ラッパー慕情』))


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作品の宣伝・批評について
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デイリー通信|第06日目

後半のプログラム『抵抗と存在〜大久保守登の足跡〜』
監督の進士靖悦さんが来られました。

法政大学内でおこる、学生たちの権力や欺瞞への
抵抗を捉えようとしたこの作品ですが、
客席からはなかなかきびしい声が聞かれました。
監督含む「抵抗者」たちがいったい、何に抵抗しているのか。
そもそも抵抗者たちを阻むものは存在したのか。
「大久保守登」は誰だったのか。

何に、どう反撥するのかという大きな課題が、
この作品に横たわっていると
「何を撮りたかったのか」
について窮するトークの場に居て思いました。

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デイリー通信|第05日目

PLANETスタッフの藤本です!

今日は、「レイクサイドミリオンワールズ」の上映後、合津貴雄監督と葛生賢監督のトークがありました。

どのようにして撮影が行われたか、「河内山宗俊」のラストシーンとの関連、アップの場面の撮影の際、様々な表情を「顔芸で」と演出されたというエピソードなど、具体的なお話を時間いっぱいしていただきました。

また4月3日より、PLANETにて特集上映の行われる万田邦敏監督の作品について言及されてたのも印象的でした。

葛生監督は、今後3月27日のカントークだけでなく、ご自身の作品上映日は全日ご来場されます!

作品の数だけそれにまつわるお話があります。とてもここには書ききれません!

ぜひ皆様も会場に足をお運びください!

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合津貴雄監督(左)葛生賢監督(右)

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デイリー通信|第04日目

こんばんは。PLANETスタッフの岡本です。

今日は『吉野葛』の葛生賢監督に来て頂きました。
そのなかでも、葛生監督が仰った一言が印象に残りました。

"夏目漱石の「行人」は、ロメールっぽいですよね"

今週の土曜日、12時から、カントークのゲストとして、PLANETに再び、葛生監督に来て頂きます。溝口健二監督について、語って頂きます。

多くの方のご来館を、お待ちしております。

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カントークvol.02 | 深田晃司監督「ロメールを語る」

カントーク第2弾終了しました
深田監督のロメールへの考察はユニークで
ロメールにおける即興演出を中心に
自身の『東京人間喜劇』において
それを実践した事などをお話いただきました

山田咲監督のまとめも書いていただきましたので
お読みください
「アメリカの孤独」山田咲
http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

第3弾は葛生賢監督に溝口健二について語っていただきます
3/27(土)12:00〜 PLANET+1にて

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デイリー通信|第03日目

こんにちは!PLANETスタッフの藤本です。

今日もたくさんの監督が来て下さいました。

まずはじめにカントークのゲスト、『東京人間喜劇』の深田晃司監督です。今日のテーマはエリック・ロメールについてです。

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監督の作品は明日シネ・ヌーヴォXで、そして3月27日にはPLANETにてプレミア上映いたします。ぜひお越しください!

また、『秘孔』のヤングポール監督、『ザ・バードメン』『あおときいろ』の監督で、『泥棒猫』に出演されていた篠原悦子監督が上映後に作品について語ってくださいました。

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ヤングポール監督 Photo_7

篠原悦子監督

シネ・ドライヴは始まったばかり。

これからも上映後のトークはほぼ毎日あります。お楽しみに!

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デイリー通信 | 第02日目

PLANETスタッフの山田です。

昨日、開幕の火蓋がおとされたCINE DRIVE2010も2日目に突入いたしました。

昨日に引き続き本日も観客の皆様、そして監督の皆さまも多数PLANET+1にお越しくださいました、まずはカントークのゲスト山田咲監督にはじまり・・・

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『憐れみムマシカ』
の松田健太郎監督


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『モートラ物産音楽隊』『オンナたちよ!』
の西谷龍二監督(左)と『モートラ物産音楽隊』に出演のミナミユーさん(右)


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『サーティン・マン』
の尾崎久悦監督(右)
『正義の人』の谷口恒平監督(左)

各監督さんの映画に対する想いや制作秘話をはじめ、併映がきっかけの本日初対面同士の監督お二方によるトークバトル(?)や
また出演者の方ならではの裏話、観客の皆様からの質疑応答も飛び交い2日目は終了いたしました。

CINE DRIVE2010 まだまだ幕を開けたばかりです。
※CINE DRIVE2010の全作品の情報がぎっちり詰まった噂の折チラシ、様々な映画館、店舗などに配布しておりますが、品切れで追加のお声をいただいております。

まだ入手されていない方はお早めに!

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カントークvol.1 | 山田咲監督 「カサヴェテスを語る」

新企画のカントークがいよいよ始まりました
本日は山田咲監督にカサヴェテスについて語っていただきました

まず「アメリカの孤独」についてカーソン・マッカラーを引き合いに
それから虚構と現実の間を揺れ動く俳優の身体から 「ゼロポイント」へ
「ゼロポイント」とは芝居の間にはさまれる俳優の顔のアップ
それを『フェイシズ』の一場面を見ながら解説いただきました

作品を作っていく上で手法の移り変わりと平行して
いかに自分の手法に大して意識的になっていくか
というのがカサヴェテスにおける変遷のようです
それから演出と演技の関係へと話は発展しました
演じる人間とどれだけコミュニケーションが取れるかという問題
この問題はやはり作り手としてほとんどの監督が抱えている問題だと思います
今年のオールナイトトーク「ドライヴ100マイルvol.2」では
この問題をまず取り上げるテーマにしようと思います

明日は『東京人間喜劇』の深田晃司監督に
エリック・ロメールについて語っていただきます
昼12:00~ PLANET+1にて

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デイリー通信 | 第01日目 [ 開 幕]

こんばんわ。PLANET+1スタッフの佐藤です。

いよいよ本日より、CINEDRIVE2010が始まりました。
いつもながら柔らかく緊張しつつ期待しつつ、
開場をむかえました。

2年目となる今年も、初日から参加監督が
PLANET+1に来てくださいました。

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『美しい術』大江崇允監督

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『毎日恋してる』『タッチミー』などの山田咲監督

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『DEAD AND ROLL』立若正昭監督

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昨年のシネドライヴ大賞『ダンプ姉ちゃんとホルモン大王』
主演の宮川ひろみさん。
今回は『DEAD AND ROLL』出演として
かけつけてくださいました。

監督の方々にはそれぞれ自作の上映終了後、
作品に関する具体的な意図や、監督のこれまでの制作経験など
30分ほどの時間の間にもたくさんお話していただきました。
これに対し、特定のカットや動きについてのこまかな質問や、
印象に残ったことを丁寧に話してくださったお客さまもおられました。

あす12:00からは、山田咲監督に「ジョン・カサヴェテス」の
幻惑を余すところなく語っていただく、
今年度からの企画・カントーク(於:PLANET+1)があります。
参考上映もおそらく、あるようですので奮ってご参加ください。

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カントーク (応募について)

CINEDRIVE2010間もなく開幕です
一会場であるPLANET+1もシネ・ドライヴ用に装飾がはじまっています

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近づくと

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こんな感じです

さて今年は「カントーク」という新企画があります
これはCINEDRIVE2010の参加監督に
本人が影響を受けた 又は 好きで仕方が無いという監督を
一人取り上げ存分にその魅力を語っていただきます

現在決まっているプログラムは
3/21(日) 山田咲監督/ジョン・カサヴェテス
3/22(月・祝) 深田晃司監督/エリック・ロメール
3/27(土) 葛生賢監督/溝口健二
3/28(日) 大江崇允監督/庵野秀明
4/4(日) 安川有果監督/レオス・カラックス

となっています
時間は全て昼の12時からPLANET+1にて
はじめの上映がはじまるまで
たっぷり語っていただきます
料金等はかかりませんので
お気軽に参加の上 我も物申したいという方は
どんどん発言していってください
たくさんのご来場お待ちしています

カントークについては
http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

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「切宮~キリミヤ・シネマラジオ~」に取材していただきました。

  切通理作さんと宮川ひろみさんが運営する
「切宮~キリミヤ・シネマラジオ~(Webラジオ)」にシネ・ドライヴ2010を紹介していただきました。
※収録には、葛生監督(「吉野葛」)も特別にご出演いただいています。

これまでのシネ・ドライヴについての概要や経緯が聞けますので、予習復習をしたい方は是非下のサイトにアクセスしてみてください。

「切宮~キリミヤ・シネマラジオ~」
http://www.voiceblog.jp/miyagawa/


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各作品の宣伝&批評について

シネ・ドライヴ2010、いよいよあと2日に迫ってまいりました。関西のカフェや劇場ではもうすでにチラシが配布されている箇所もあります。

前回お話していたように本部ログを、出品者や観客のみなさんに「宣伝、批評ボード」として、活用していただこうと思っています。そこで「我こそは!」と思われる方は、以下の形式で文面を送っていただければ、出来うる限りブログのほうに掲載させていただこうと思っていますのでよろしくお願いいたします。

概要(下記のいずれかを選択)

「作品批評」・・・シネ・ドライヴ2010上映作品についての批評文(何作品でも可能)
「各作品の宣伝」・・・各監督や出演者の方々による作品紹介文(裏話的なものも掲載させていただけたらと思います。)

ブログ掲載に必要なもの

・写真(1枚~3枚程度)JPEGのみ
・文面(文字数に制限はありませんが、読みやすいように添削作業はこちらでする場合があります。)
・投稿者名(掲載付加の場合はニックネームを記載させていただきます。)

以上、上記の内容を踏まえて下のメールアドレスまで資料を送っていただければと思います。

メールアドレス:cinedrive2010@mail.goo.ne.jp

シネ・ドライヴ実行委員会 唐津

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唐津です。

こんにちは、唐津です。CINEDRIVEの実行委員会の唐津です。

開催まであと1週間を切って、プログラムの整理をいろいろと暗室で黙々としています。おそらく裏方なので、会場にもあまり現れないでしょうが・・・w、あったときには飲みに誘ってください。

今回の目玉はもちろん上映作品なんですが「カントーク」という新しいイベントが追加されました。映画監督一人と作品を元に出品監督がその作家自身に迫ると言うしゃべり場企画です。新しい批評の場になればと思いますので、是非是非ご参加ください。

僕の個人的なスタンスとしては、去年、180本中150本以上は見たので、今年もなんとか全作品見てやろうと思っていますが、見るだけじゃあれなので、気になった作品の紹介をしていけたらなと思っています。※前回全作品レビュー企画を立ち上げて失敗したのは僕ですが・・・。

と言うことで「未来の巨匠たち」でやってていいな~と思ったので、CINEDRIVE2010でも投稿レビューを募集したいと思います。連絡先等は後日お知らせいたします。

余談:個人的な話で恐縮ですが、今年の個人的な目玉は「ゆとり世代(80年代後期生まれ)」監督の新しい感性の発掘をテーマにしてます(ちょっと驚愕)。作り手だけではなくて、観客も新しい感性を必要とされる事を強いられる時代になってきているんでしょうかね、コミュニティも細分化、映画も細分化、感性も細分化、行政も事業仕分けで細分化、身に摘まされます。

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CINEDRIVE2010 | フライヤーデザイン

今年CINEDRIVE2010のフライヤーは2種類

まず 全作品情報がだーっと詰まっている折チラシ

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開くと

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これは実はポスターになっています
裏表をつなげて貼ると

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こんな感じです

あともうひとつは5Aサイズのチラシ

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情報は少ないですが
裏が一面のロゴ
こういう風に活用します

さて CINEDRIVE2010まで
あと一週間を切りました
各監督が多数来場します
詳細はまもなくHPにて…

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CINEDRIVE2010 BLOG 開設

blog開設しました
以後新着情報・上映報告などはここで行います

シネ・ドライヴ実行委員会
公式HPhttp://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/

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