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2010年3月28日 - 2010年4月3日

オールナイトトーク「ドライヴ100マイル」vol.2 中継その2

おはようございます
中崎町は今日は晴れ
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さてさて

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現在、午前6時半  まだまだ真っ只中

※オールナイトトークの模様は後日アップ予定です

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オールナイトトーク「ドライヴ100マイル」vol.2 中継

オールナイトトーク「ドライヴ100マイル」vol.2
深夜スタートいたしました

満席御礼
スタート直後からトークは加速していきます

加速は止まらず

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現在、午前4時半

※下記のデイリー通信にも記載がございましたが、急遽22:00過ぎよりの上映の為、「ドライヴ100マイル」開始時間が予定の23時を大きく過ぎ、時間にあわせご来場いただいた皆様にご迷惑おかけ致しました事を改めてお詫び申し上げます

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デイリー通信|第14日目

本日の前半の上映では、『Level C』を初め、数多くの自主製作映画に出演されている今西洋貴さん、そして、『ツジキリヒト』の中里駿平監督にお越しいただき、お話を伺いました。

『Level C』上映後のトークでは、今西さんに驚くべき撮影秘話について、お話をして頂きました。

まず、撮影の3日前に、今西さんに出演依頼が来たこと。

次に、台本の決定稿が、撮影の前日に仕上がったこと。

そして、撮影が4時間で終了したこと。

これだけの短い期間で映画が撮れてしまうのかと、観客の方も驚かれていました。

その一方で、やはり、短期間の準備と撮影に隠れている罠についても、観客の方からの鋭い指摘があり、映画製作の準備と撮影の期間について、作品の規模と内容によって、熟考する必要があるのではないかと、考えさせられました。

『ツジキリヒト』上映後のトークでは、中里監督のこれまでの活動、撮影秘話、次回作の構想などを、話して頂きました。

次回作のテーマは「働きたくない、ピーターパンシンドロームの男性3人の映画」だと仰っていたのが印象的で、次回作がどのような映画になるのか楽しみです。

質疑応答の場面では、『ツジキリヒト』の冒頭の停滞感が、70年代後半の鈴木清順を思わせる、と言った感想から始まり、伏線の張り方と回収の方法の問題、16mmフィルムで映画を撮る意義とは何かなど、多種多様な意見交換が行われました。

作り手と受け手が対等な立場で議論を交わすことができるPlanetの雰囲気を味わいたい方は、明日からも、ほぼ毎日、監督や俳優の方がトークを行うので、是非この機会に足をお運びいただけたらと思っております。

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20:30からの『PLANET新作セレクション』は、一度にご入場いただけないほどたくさんのお客さまに来ていただけましたので、急きょ、22:00から続けて2度の上映をさせて頂きました。20:30からの上映で席を譲って頂いたお客さま、ありがとうございました。

『共鳴くカケラ』松岡奈緒美監督もご来場くださいました。

一日で脚本を書き上げ、準備期間も、撮影期間も短く限られたなかでこの作品を撮りおえられたそうです。この作品は昨年のヨーロッパ映画祭で上映されたものを再編集されたものです。

下は月イチ金曜会主催・CBRvol.2の方がた。

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左から、月イチ金曜会運営担当の横田蕗子さん

『月曜日にはゲバラを殺せ』佐藤央監督

同作品脚本・小山侑子さん

『まがっていてもそのまんま』小堂真宏監督

同作品脚本・藤井恭子さん

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明日、4月3日(土)の来場予定監督は

14時開始の上映後 内田雅章監督(『蘇州の猫』)

16時開始の上映後 葛生賢監督(『吉野葛』)

20時開始の上映後 万田邦敏監督

上記の監督がお越しになります。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

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本日オールナイト・トーク「ドライヴ100マイル vol.2」

CINEDRIVE2010もいよいよ最終週に突入しました
今まで多くの監督が来場されましたが
本日23時よりPLANET+1に再集結します
CBRの上映から「演技と演出の関係」そして「新しい世代」について
多くの討論が飛び交うことだと思います
是非ご参加ください

オールナイトトークにも参加予定の大江監督より
カントークのレポートが届きました
題して「フィクション映画の「○○性」を観る」です
http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

カントークはあと1回
4月4日に桃まつり「うそ」の大阪先行上映を行なう
『カノジョは大丈夫』の安川有果監督にレオス・カラックスを語っていただきます
ご期待ください!!



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デイリー通信 | 第13日目

山田です

本日は『Sweetie Cakes』のジレッタ・ジレッタ監督が
アメリカよりお越し下さいました

トークの通訳は「オレンジの正しい使い方」の
岡田まり監督

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岡田まり監督(左)   ジレッタ・ジレッタ監督(右)

ジレッタ監督が映画の世界に関わったのは、まず女優としてが始まり、
そして脚本家を経て監督に。
脚本の企画を持ち込んだけれど、スイスで、そしてドイツ語で撮るのが
条件だった為、英語とドイツ語の台本を用意したという苦労話も。

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客席からの、異国で撮るという事でその国に合わせて脚本を書き直したりは
しましたか?との問いには、「いいえ」。
環境が変わったから、自分の目線が変わったからといって、それに合わせて
作り直すという作業は一切しなかった、とジレッタ監督。

そしてトークは次回作への構想へと。
「「Sweetie Cakes」は保守的な作品で、次回作はもっとそういった部分を
強調したものを作りたい。」
今年の夏から撮影に入られる予定との事で、新作もまたシネドライブにとの声かけに
「是非に!」と嬉しいお言葉。
お待ちしています!

引き続き藤本です。

「SEX END THE CITY」「女の敵」「続・女の敵/怠惰の罪」の中山洋孝監督、「愛と、生きる」の石田未来監督が上映後トークをされました。

中山監督は、もともと上映活動をする中で、少しづつ自己表現の手段として映像作品の制作を始め、「SEX END THE CITY」はその活動のために即興で一日で撮り上げたそうです。

撮影はハンディカムが使用され、それは上映会での画質が美しい作品ほど良いとされがちな風潮への反発と、もはやデジタルを使用するということを意識すべきではないのでは、という思いからだとか。

3日から、ここplanetで特集上映の行われる万田邦敏監督や、黒沢清監督の初期作品からの影響もあったそうです。

石田監督の作品は8mmとデジタルを使用しており、主人公であるお父様にカメラを向けた時、8mmのときは自分が被写体であることを意識し、デジタルでは撮影を意識せず、より自由に振舞うという違いがあったのと、8mmしか選択肢が無かった時代とは違い、この時代にあえてそれを使うのは、やはり独特の質感などへの憧れがあるとお話しされていました。

また、最も興味深いモチーフは自分自身と家族だそうで、企画段階から抱えていた心の葛藤と今なお向き合っており、「愛と、生きる」という題名は全て撮り終えて、振り返ったときに感じた言葉とのこと。

途中から客席とのディスカッションとなり、大変ハラハラしました!

トークによって内容はもちろんですが、雰囲気も全く違いますね。

明日は「晴れた日には隣人と」の加治屋彰人監督、「月曜日にはゲバラを殺せ」の佐藤央監督、「まがっていてもそのまんま」の小堂真宏監督が来場されます。

それではまた明日!

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お天気通信 | 第13日目

お天気担当 山田です

中崎町は今日は雨

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しとしと

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デイリー通信|第12日目

こんばんは。Planetスタッフ和田です。

本日は『2007年2月2日』が上映された後、昨年度も出品された安川有果監督と唐津正樹監督とのトークが行われました。
監督は大阪芸術大学の付属学校の課題制作として撮影された処女作となる本作品の撮影動機を、物語りたい物語ありきで撮ったのではなく、撮りたい友人を街に放り出したその姿を撮影してみたかったからだと述べられ、自身の映画作りのスタイルを現場で即興的に女優の顔や仕草と風景の間で紡がれる変化をとらえてゆくものだと語られました。その後、唐津監督が安川監督のフィルモグラフィーを通した共通点として主人公に監督と同世代の女性を多用している点と、物語内における人間関係の不在(希薄さ)について着目され、それに対して安川監督自身も作品に自己が強く反映していることに気付かれるなど発展的なトークが展開されました。

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  (左)唐津正樹監督     (右)安川有果監督

また、安川監督は今後、当館でも上映予定のオムニバス映画『桃まつりpresents “うそ”』の中で新作『カノジョは大丈夫』を撮り終えられていまして、今後の活動にも目が離せません。折り返し地点を迎えつつあるシネドライブは新進気鋭の作家の原点を見ることの出来る良い機会ですので、皆様、是非、足をお運び下さい!

引き続きplanetスタッフの藤本です!

「バチアタリ暴力人間」ではプロデューサー役で出演し、実際に普段は製作の側から映画に携わっている富岡邦彦氏の舞台挨拶がありました。

上映前ということで短い時間ではありましたが、撮影中に感じたことをふたつの立場から語って下さいました。

白石監督は即興演出を好まれる方で、富岡さんも必要最低限の情報だけ与えられて、後はほとんどアドリブで演じたそうです。

別のシーンの撮影を見ていた時も、即興で演じ続けている役者に対し、30分近くカメラを回しているのに大変驚いたとか。

また、演技を終えた後の感情の高ぶりの扱いにくさを感じたというお話もありました。カットの声がかかってもすぐには気持ちをコントロールできないと感じ、泣くなどのエモーショナルな演技をした人にはケアが必要だと感じたそうです。

明日もトークはたくさんあります。作品も、その裏話も、ぜひお楽しみに!

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デイリー通信|第11日目

今日は『会いたい人は、今どこにいますか』の
牛越大輔監督が来てくださいました。
そもそも「ファンタジーを撮りたい」という
つよい希望があり、この作品に臨んだということでした。

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物語の結末は抽象的なものにとどめた・・・
役者どうしの呼吸を信じて、できるだけ
自然を演出した・・・
『正義の人』(谷口恒平監督)における、
感動のファシズムに無関心なもののつくりかたが
気持ちよい・・・などなどのお話から、
事や人に対して、より中立的で客体化された
姿勢を持とうとされていた監督でした。

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あすから4月だというのに暖房が欠かせない寒さです。
カフェラテなど(セルフサービスですが1杯50円です)
飲みながら、場内で暖まりながらお待ち
いただくこともできます。クッキーもあります。

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司会の唐津正樹氏  え:山田亜矢子

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デイリー通信|第10日目

ふたたびPLANETの佐藤です。
今日も、上映終了後トークのリポートをお届けします。

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『バースディ・トランジット』の道平史監督はこの作品で、
ドキュメンタリでおこなわれる撮影方法を利用し、
手持ちカメラで臨場感を映し出すことに努めた
ということでした。

カット数・情報量(セリフ)が多いため、得てして
混乱を招くのではないか?という
複雑なつくりになっているところが興味深い作品です。

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「セリフを入れ、物語をきちんと描きたかった」
という『オレンジの正しい使い方』『ワンダリングガール』
『赤い靴』などの岡田まり監督。

マヤ・デレンが大好きで、確実に影響下にあった
『箱』『東京ノスタルジア』などの初期の作品群。
その後イメージや心のつぶやきをつなげていくことから
初めて『オレンジ~』で会話劇に挑んだという。

「『オレンジ~』では逆に実験性が薄れた。
(『オレンジ~』を経たあとにつくられた)『赤い靴』では、
物語をデコラティブなテロップに語らせることにより、
「実験」と「説話」のバランスがよくなった」
という客席の方からの絶妙な分析が、
このトークにひとつの着地点を生んだように思います。

作品も客席もカラフルで、あまりPLANETでは見ないような
雰囲気が広まったプログラムでした。

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『最弱対最弱』撮影の中島裕作さん(右)
『白と黒の味』主演の今西洋貴さん(中央)
『白と黒の味』青木翔太郎監督(左)

中島さん:
「(『白と黒の味』佳境部分のカメラワークを指して)
白と黒、どちらも、どちらにでも転がり得るということを
カット割りで的確に表現された巧い撮り方でしたね」
青木さん:
「・・・もちろん、始めからそのつもりの演出でした・笑」

というような撮影者のするどい視線が中島さんにはあり、
DVでテイクを重ね、丁寧に人物の<関係>を映し込むことを
いちばんに考えるという中島さんに対し、
普段35mmフィルムでの撮影現場に参加していることが
多いという 青木さんは、その一回性の緊迫感から、
フィルム絶対論者なんだというところまで
トークは展開しました。

今西さんは、関西の自主映画界隈では周知の俳優さんです。
シネドライブでもたくさんの作品に参加されています。
なかでもどうしてか、刑事役が多いということでしたが
第2回CBR作品では、俳優としての新境地を開いた
とか、開かないとか。今後の上映がたのしみです。

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シネドライブも後半へさしかかりました。
これからは2回目の上映となる作品も出てきますので
1回目の上映を逃したという方は、この機会にぜひどうぞ。

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『焦げ女、嗤う』監督・脚本:瀬川浩志

『焦げ女、嗤う』を監督しました瀬川浩志と申します。このイベントに出品するのは、シネトライブ時代から数えて5回目(ほぼ皆勤!?)。今作は先日「傑力珍怪映画祭 新種誕生」にて初披露され、ありがたいことに会場の渋谷UPLINK FACTORYに入りきらない人が出るほどの超満員で迎えられました。勢いそのままに、今度はこのシネドライヴにて満を持しての関西初上映となります。
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『焦げ女、嗤う』
冬子はデート中に突然、山に捨てられた。
元カレの久太と街で偶然の再会を果たし、その日のうちに結ばれる二人。

しかし久太に想いを寄せる女・シュウコが現れたことで二人の関係は崩れはじめ・・・。
若い男女の恋模様を、特異な語り口とハミ出しまくりの登場人物たち、怒涛のストーリー展開で一気呵成に描いた、まったく新しいタイプの恋愛映画。
 
新井美穂/高木公介/よこえとも子/谷尾宏之/真柳美苗
松本高士/西山真来/前川桃子/片倉わき

監督・脚本・編集:瀬川浩志 
撮影・照明:平野晋吾 録音:日暮謙 美術:浅野陽士
音楽:fra、古賀友彌 助監督:竹内洋介

撮影には『ジャーマン+雨』など横浜聡子監督とのコンビで、一躍名を馳せた平野晋吾さん。現場の空気感を絶妙なフレーミングで閉じ込めるそのカメラワークは、この作品の大きな魅力の一つになっています。またキャストには、第1回CO2で主演女優賞を獲得した新井美穂さん、桃まつりpresentsうそ『きみをよんでるよ』での聾唖の青年役でも独特の存在感を示した高木公介さん、『へばの』の西山真来さんなど、インディーズ映画界を賑わす個性的な俳優が揃いました。
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(作品に寄せられたコメント)
捨てられたヒロインが昔の彼氏に再会して、泊まった家でヤッてしまうドキドキ感なんて、なかなかああは撮れないと思いながら見てました。次の日、今度はあのヒドい彼氏がヒロインとヤッてしまう描写もエッチでした。ヒロインの芝居もいいのだけど、瀬川君はエッチな描写がうまいのではないでしょうか。ヒロインと元彼の関係(昔、つきあっていた頃はうぶでプラトニックだった)の設定の仕方も功を奏しています。
(高橋洋/『リング』『おろち』脚本家・映画監督)

『焦げ女、嗤う』たいへん面白く、かつ刺激的に拝見しました。濡れているような、渇いたような、真の意味でエロティックな映画でした。人間が揺れるまま、たゆたったまま流れ流れて、物語を進行(駆動)させていく。しかしある瞬間には映画として凝集された密度を持ち、あまつさえ痛快な疾走感と、意味不明の伏線(笑)もあり、これは凄い、ヤバい、と興奮しながら観ました。
(藤原ちから/『エクス・ポ』編集者)

恋愛を扱っていますが、甘ったるい空気は皆無のヘンテコでタフな映画です。残す上映は4月2日14:00~と4月8日20:00~の2回。8日シネヌーヴォでの上映にはキャストとともに僕も駆けつけたいと思っていますので、会場で叱咤・激励・ご批判など忌憚のないご意見をぶつけていただければ幸いです。今後、関西での上映の機会はほとんどないと思いますので、この機会に是非劇場に足をお運びください!よろしくお願いいたします。

3/24(水)14:00~ シネ・ヌーヴォX

4/02(金)14:00~ Planet+1

4/08(木)20:00 ~シネ・ヌーヴォX

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作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

http://cinedrive2010.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-47b1.html

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デイリー通信 | 第08日目

プラネットスタッフの山田です。
本日のカントークのゲスト、大江崇允監督が語るのは庵野秀明氏。

庵野氏の映画監督作品といえば、「ラブ&ポップ」「式日」「キューティハニー」
などがありますが・・・

やはり(?)話の中心は「新世紀エヴァンゲリオン」へ。

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大江崇充監督(左)、「赤い束縛」監督でシネドライヴ実行委員の唐津正樹氏(右)


お互い歳も近く「我々はガンダム世代」だと仰るお二人.。

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先日劇場公開されて記憶に新しい「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破」から
話はまず盛り上がり・・・


主人公、碇シンジと父親の碇ゲンドウにおける父と息子の関係から話はどんどん
加速し、ダニーボイル監督「トレイン・スポッティング」の親子関係の表現、
果てはフロイト呈するエディプスコンプレックスの話へと。
庵野氏による作画然り演出然り、どの点においても素材に対する
執拗な表現方法、そして観客の皆さまからの喧々囂々とした熱い意見が大多数飛び交い、
熱覚めやらぬまま時間の為終了と相成りました。

※次回のカントークは4月4日(日)昼12時、安川有果監督が語るレオス・カラックスです!



さて、本日の作品上映にお越しくださった「Hob.XXI-2」主演の今西洋貴さん
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主演俳優ならではの視点で現場裏事情を独特のユーモアを加えテンポよく
お話くださり、客席には笑い声が絶えず。


そして本日のシメの作品、「かの子」の市川貴啓監督、
「鰹がくわえたバカ者」の向田優監督によるトークで本日は終了いたしました。

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市川監督(左)、向田監督(右)

※シネドライヴ2010、4月2日(金)ドライヴ100マイルオールナイトトーク、
多数の監督諸氏がみえられる予定です。普段できない質問あんなことやこんなこと、
この機会にぜひ足をお運びください。朝まで生討論!

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ドライヴ100マイル vol.2

4月2日(金)夜23:00よりPLANET+1にて
オールナイト・トークイベント
ドライヴ100マイルを開催します

カントークも4回目が終了し
上映後の監督たちによるトーク
を聞いて一貫して出て来る問題意識は
演技と演出の関係です

ドライヴ100マイル vol.2
もここからはじめます

参加監督をはじめ
役者の方々 それから
映画に興味のある方々は是非
お集りください

http://www.planetplusone.com/cinetlive/2010/event.html

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『灰土警部の事件簿 人喰山』 作・画・弁士:にいやなおゆき 

『灰土警部の事件簿 人喰山』を作った、にいやなおゆきと申します。実は、私は大阪デザイナー専門学校アニメーション科出身で、二十数年前にはプラネット+1さんで珍しいアニメーションを色々見せて頂いてました。

あの頃、青春時代に見せて頂いていた作品の数々が、今も作品製作の基礎となっております。今回シネ・ドライブ2010に参加させて頂く事になり、プラネット+1さんと、シネ・ヌーヴォさんで大阪の皆さんに自作を見て頂ける事になりました。大変感謝しております。

さて、『灰土警部の事件簿 人喰山』は「紙芝居アニメーション」です。画は全て静止画で、パンやズームなどのカメラワークだけで作られています。キャラクターは動きません。ナレーション……というか、キャラの台詞も活弁も私自身が演っております。(にいやなおゆき)


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内容的には、「貸本怪奇劇画」&「新青年」的「怪奇エログロミステリー」とでも言いましょうか。概要をご紹介しますと……。

残虐な連続殺人事件の、現場検証にやってきた灰土警部一行。しかし、そこは「人喰山」と呼ばれる阿鼻叫喚酒池肉林の恐怖地帯であった!血も涙もない灰土警部が、麓の村で出会った薄幸の美少女ハルコとのふれあいによって赤子のような心を取り戻すまでの、涙々の物語。作者自身が弁士も務め る、紙芝居アニメの超大作!

とまあ、なんだか心温まる良い話のようですが、かなりドギツイ表現もございます。先日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品しましたところ……。

ゆうばり:「『人喰山』は、スポンサーのスカパーさんで放映出来ないので、通常の枠での上映は出来ません」
にいや:「ええ~~!」
ゆうばり:「ですから、特別枠を作りました。ゆうばりフォービデン・ゾーンです」
にいや:「フォービデン・ゾーンってなんですか?」
ゆうばり:「各国のファンタスティック映画祭にあるカテゴリーで、まあヤバい作品をかけるプログラムですね」
にいや:「ヤバいって……他にはどういう作品がかかるんでしょう?」
ゆうばり:「『ゾンビ完全版』です」
にいや:「光栄です!」

……とまあ、こういう次第で。「フォービデン・ゾーン」てのは、言わば「危険領域」てな意味らしいです。『灰土警部の事件簿 人喰山』、当然地上波でも衛星放送でもかけられません。ソフトが出る可能性もありません。そうなのです!この作品を見る事が出来るのは、プラネット+1さんやシネ・ヌーヴォさんといった、ワイルドでナイスな、ごく一部の劇場だけなのです!

添付しました写真をご覧になればおわかりですが。この作品は自宅サウンドスタジオで録音されています。ダンボール箱内部にタオルを貼り、外側に布団を被せて作った自作スタジオです。

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実はこの作品は、昨年渋谷のUPLIKさんで『傑力珍怪映画祭』の一本として公開された物です。他にも同時上映の『地獄に堕ちたシェイクスピア』や、『大拳銃』『魔眼』『焦げ女、嗤う』なども「傑力珍怪」の作品です。

どうぞ合わせてご覧下さいませ。どの作品も、美しく、下品でなく、心温まる、ナイスでクールでファニーな傑作ばかりです。

全作品に共通するのは「自分探しなんかする気も無い」という、鋼の意志でございます。京阪神方面の皆様、どうぞ『人喰山』と「傑力珍怪」作品群をよろしくお願いいたしま~~す!!!

3/20(土)16:00~ シネ・ヌーヴォX
3/30(火)18:00~ Planet+1
4/06(火)14:00~ シネ・ヌーヴォX


[幻のソドム城 ウェブサイト]
http://www.sodomujou.com/
※「秘宝館」に制作風景の写真を多数掲載しております。

[ゆうばり映画祭 写真レポート]
http://d.hatena.ne.jp/ketsurikichinkai/
※カテゴリーの「ゆうばりレポート」で記事が出て来ます。

[映画芸術DIARY 批評]

http://eigageijutsu.com/article/124929684.html
※今回のシネドライブで上映の『東京人間喜劇』  監督、深田晃司さんが書いて下さったものです。

[傑力珍怪映画祭 ウェブサイト]

http://ketsuriki.com/


作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

http://cinedrive2010.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-47b1.html

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デイリー通信|第07日目

おはようございます。PLANETスタッフの岡本です。

昨日は土曜日、それに加えて、晴天ということもあり、たくさんのお客様にご来場頂きました。上映前に、葛生監督にお越しいただき、溝口健二と亡霊たちの関係について、お話をして頂きました。

初めに、なぜ溝口健二なのか、という話から始まり、葛生監督と溝口との出会い、溝口とヒッチコックの類似性、溝口の演出方法について、と、話は展開してゆきます。

次に、本日の議題である「ミゾグチの亡霊」へと、話は移行してゆきます。初めに、葛生監督は、溝口作品の主題が「階級」、「亡霊」、そして「女性の視点から社会を見ること」と前置きをされた上で、その「亡霊」が、作品中でどのように表現されているのか、そして、その「亡霊」はなぜ現れるのかを、『東京行進曲』(1929)、『折鶴お千』(1935)の具体的なシーンを描写しながら、独自の解釈で語ってゆかれます。サイレント時代の「亡霊」は二重写しで、トーキー時代の「亡霊」は主に声で表現されており、その役割は、亡霊を召喚した登場人物に対して、ある一つの方向を指し示し、それに向けての倫理的な判断を促している、という分析が印象的でした。

そして、葛生監督は、「フィクションにおける亡霊のステイタス」という主題を、シェイクスピアの『ハムレット』における、ハムレットの嘆き(The time is out of joint)を引き合いに出し、亡霊が出現するためには、登場人物たちの生きる時空間が何らかの形で捩じれる必要があり、それによって生じた裂け目を通って亡霊たちは姿を見せると分析し、その時空間の歪みが溝口の作品のなかでいかなる形を取って表現されているのかを、『折鶴お千』のワンシーンを見ながら、解説して頂きました。

その後、質疑応答に移ります。議題はサイレント時代における弁士の役割に始まり、アンゲロプロスの映画に垣間見える溝口の影響はどのようなものなのか、そして、なぜアンゲロプロスは衰退していったのか。それに対して、ストローブ=ユイレは溝口から何を吸収し、それを作品にいかに反映させていったのか。アンゲロプロスの衰退に対して、ストローブ=ユイレの作品が生気を持ち続けることが出来たのは、溝口の何を継承したからなのか、など、多種多様な議論が交わされました。

熱気も冷め止まないうちに質疑応答が終了し、そのままの流れで『東京行進曲』を鑑賞することになり、葛生監督、そして、聴衆の皆様も一緒に、溝口作品を堪能されていました。

トーク後の上映にも、たくさんのお客様にお越しいただきました。

それに加えて、『キョウト・クワイエット』の松浦監督と出演女優のお二方、『東京人間喜劇』の深田監督と詩人の安川奈緒さん、そして、『己が魂のために』の中島監督と出演俳優の方、と、各作品の上映後に議論の場が設けられ、作り手と受け手の垣根が無い、自由な討論が繰り広げられました。

松浦監督には、現在までの創作活動、撮影秘話、今回の映画の意図など、出演女優のお二方のお話も交えながら、語って頂きました。

深田監督には、群像劇について、監督ご自身も所属する劇団「青年団」について、そこから派生して、演劇と映画について、即興演出について、などなど、様々な事柄について、お話をして頂きました。

中島監督には、撮影秘話(制作費、撮影期間、脚本に費やす時間)を、出演俳優の方を交えて、詳しく話していただきました。今回、中島監督のお話を伺って、初めて「SFニューヤクザ映画」というジャンルが存在することを知りました。

本日も昨日に引き続き、カントークを開催致します。大江崇允監督にお越しいただき、庵野秀明監督について、時間が許す限り、たっぷりお話していただきます。

会場でしか聞けない裏話などもたくさんありますので、奮ってご参加下さい。

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