作品宣伝

『焦げ女、嗤う』監督・脚本:瀬川浩志

『焦げ女、嗤う』を監督しました瀬川浩志と申します。このイベントに出品するのは、シネトライブ時代から数えて5回目(ほぼ皆勤!?)。今作は先日「傑力珍怪映画祭 新種誕生」にて初披露され、ありがたいことに会場の渋谷UPLINK FACTORYに入りきらない人が出るほどの超満員で迎えられました。勢いそのままに、今度はこのシネドライヴにて満を持しての関西初上映となります。
Segawa02_2

『焦げ女、嗤う』
冬子はデート中に突然、山に捨てられた。
元カレの久太と街で偶然の再会を果たし、その日のうちに結ばれる二人。

しかし久太に想いを寄せる女・シュウコが現れたことで二人の関係は崩れはじめ・・・。
若い男女の恋模様を、特異な語り口とハミ出しまくりの登場人物たち、怒涛のストーリー展開で一気呵成に描いた、まったく新しいタイプの恋愛映画。
 
新井美穂/高木公介/よこえとも子/谷尾宏之/真柳美苗
松本高士/西山真来/前川桃子/片倉わき

監督・脚本・編集:瀬川浩志 
撮影・照明:平野晋吾 録音:日暮謙 美術:浅野陽士
音楽:fra、古賀友彌 助監督:竹内洋介

撮影には『ジャーマン+雨』など横浜聡子監督とのコンビで、一躍名を馳せた平野晋吾さん。現場の空気感を絶妙なフレーミングで閉じ込めるそのカメラワークは、この作品の大きな魅力の一つになっています。またキャストには、第1回CO2で主演女優賞を獲得した新井美穂さん、桃まつりpresentsうそ『きみをよんでるよ』での聾唖の青年役でも独特の存在感を示した高木公介さん、『へばの』の西山真来さんなど、インディーズ映画界を賑わす個性的な俳優が揃いました。
Segawa01

(作品に寄せられたコメント)
捨てられたヒロインが昔の彼氏に再会して、泊まった家でヤッてしまうドキドキ感なんて、なかなかああは撮れないと思いながら見てました。次の日、今度はあのヒドい彼氏がヒロインとヤッてしまう描写もエッチでした。ヒロインの芝居もいいのだけど、瀬川君はエッチな描写がうまいのではないでしょうか。ヒロインと元彼の関係(昔、つきあっていた頃はうぶでプラトニックだった)の設定の仕方も功を奏しています。
(高橋洋/『リング』『おろち』脚本家・映画監督)

『焦げ女、嗤う』たいへん面白く、かつ刺激的に拝見しました。濡れているような、渇いたような、真の意味でエロティックな映画でした。人間が揺れるまま、たゆたったまま流れ流れて、物語を進行(駆動)させていく。しかしある瞬間には映画として凝集された密度を持ち、あまつさえ痛快な疾走感と、意味不明の伏線(笑)もあり、これは凄い、ヤバい、と興奮しながら観ました。
(藤原ちから/『エクス・ポ』編集者)

恋愛を扱っていますが、甘ったるい空気は皆無のヘンテコでタフな映画です。残す上映は4月2日14:00~と4月8日20:00~の2回。8日シネヌーヴォでの上映にはキャストとともに僕も駆けつけたいと思っていますので、会場で叱咤・激励・ご批判など忌憚のないご意見をぶつけていただければ幸いです。今後、関西での上映の機会はほとんどないと思いますので、この機会に是非劇場に足をお運びください!よろしくお願いいたします。

3/24(水)14:00~ シネ・ヌーヴォX

4/02(金)14:00~ Planet+1

4/08(木)20:00 ~シネ・ヌーヴォX

Segawa03

作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

http://cinedrive2010.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-47b1.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『灰土警部の事件簿 人喰山』 作・画・弁士:にいやなおゆき 

『灰土警部の事件簿 人喰山』を作った、にいやなおゆきと申します。実は、私は大阪デザイナー専門学校アニメーション科出身で、二十数年前にはプラネット+1さんで珍しいアニメーションを色々見せて頂いてました。

あの頃、青春時代に見せて頂いていた作品の数々が、今も作品製作の基礎となっております。今回シネ・ドライブ2010に参加させて頂く事になり、プラネット+1さんと、シネ・ヌーヴォさんで大阪の皆さんに自作を見て頂ける事になりました。大変感謝しております。

さて、『灰土警部の事件簿 人喰山』は「紙芝居アニメーション」です。画は全て静止画で、パンやズームなどのカメラワークだけで作られています。キャラクターは動きません。ナレーション……というか、キャラの台詞も活弁も私自身が演っております。(にいやなおゆき)


Hitokui1
内容的には、「貸本怪奇劇画」&「新青年」的「怪奇エログロミステリー」とでも言いましょうか。概要をご紹介しますと……。

残虐な連続殺人事件の、現場検証にやってきた灰土警部一行。しかし、そこは「人喰山」と呼ばれる阿鼻叫喚酒池肉林の恐怖地帯であった!血も涙もない灰土警部が、麓の村で出会った薄幸の美少女ハルコとのふれあいによって赤子のような心を取り戻すまでの、涙々の物語。作者自身が弁士も務め る、紙芝居アニメの超大作!

とまあ、なんだか心温まる良い話のようですが、かなりドギツイ表現もございます。先日「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品しましたところ……。

ゆうばり:「『人喰山』は、スポンサーのスカパーさんで放映出来ないので、通常の枠での上映は出来ません」
にいや:「ええ~~!」
ゆうばり:「ですから、特別枠を作りました。ゆうばりフォービデン・ゾーンです」
にいや:「フォービデン・ゾーンってなんですか?」
ゆうばり:「各国のファンタスティック映画祭にあるカテゴリーで、まあヤバい作品をかけるプログラムですね」
にいや:「ヤバいって……他にはどういう作品がかかるんでしょう?」
ゆうばり:「『ゾンビ完全版』です」
にいや:「光栄です!」

……とまあ、こういう次第で。「フォービデン・ゾーン」てのは、言わば「危険領域」てな意味らしいです。『灰土警部の事件簿 人喰山』、当然地上波でも衛星放送でもかけられません。ソフトが出る可能性もありません。そうなのです!この作品を見る事が出来るのは、プラネット+1さんやシネ・ヌーヴォさんといった、ワイルドでナイスな、ごく一部の劇場だけなのです!

添付しました写真をご覧になればおわかりですが。この作品は自宅サウンドスタジオで録音されています。ダンボール箱内部にタオルを貼り、外側に布団を被せて作った自作スタジオです。

Hitokui3
実はこの作品は、昨年渋谷のUPLIKさんで『傑力珍怪映画祭』の一本として公開された物です。他にも同時上映の『地獄に堕ちたシェイクスピア』や、『大拳銃』『魔眼』『焦げ女、嗤う』なども「傑力珍怪」の作品です。

どうぞ合わせてご覧下さいませ。どの作品も、美しく、下品でなく、心温まる、ナイスでクールでファニーな傑作ばかりです。

全作品に共通するのは「自分探しなんかする気も無い」という、鋼の意志でございます。京阪神方面の皆様、どうぞ『人喰山』と「傑力珍怪」作品群をよろしくお願いいたしま~~す!!!

3/20(土)16:00~ シネ・ヌーヴォX
3/30(火)18:00~ Planet+1
4/06(火)14:00~ シネ・ヌーヴォX


[幻のソドム城 ウェブサイト]
http://www.sodomujou.com/
※「秘宝館」に制作風景の写真を多数掲載しております。

[ゆうばり映画祭 写真レポート]
http://d.hatena.ne.jp/ketsurikichinkai/
※カテゴリーの「ゆうばりレポート」で記事が出て来ます。

[映画芸術DIARY 批評]

http://eigageijutsu.com/article/124929684.html
※今回のシネドライブで上映の『東京人間喜劇』  監督、深田晃司さんが書いて下さったものです。

[傑力珍怪映画祭 ウェブサイト]

http://ketsuriki.com/


作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

[各作品の宣伝&批評について]

http://cinedrive2010.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-47b1.html

| | コメント (4) | トラックバック (0)

『大拳銃』 監督・脚本:大畑創

『大拳銃』 監督・脚本:大畑創は、映画美学校の卒業作成で作られた作品でして、オーディションも初めて、16mmで撮るのも初めて、と監督から聞いております。
がしかし現場では絶対に演出に揺らぎがなかった監督さんでした。とってもやさしい感じだけど「もう一回、こんな感じで」と演出してくれてなんとか撮影できたのが、私が(君枝)大変なことになるシーンです。是非、スクリーンで!!おまちしております。(宮川ひろみ)

Title

『大拳銃』 監督:大畑創 31分 (16mm→DV)
・富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭「出品」
・ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2009入選「審査員特別賞受賞」
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭「審査員特別賞受賞」
・2010ドイツ・ニッポンコネクション「上映決定」

小野孝弘/岡部尚/宮川ひろみ/三宅和樹/杉江義浩 
監督・脚本:大畑創 製作:名倉愛 三島裕二 
撮影:梶田豊土 美術:伊藤淳

経済的に困窮していた鉄工所経営者の縣郁夫は、裏社会の人間から拳銃の密造を依頼された。暴発などの失敗を繰り返しながらも、弟の聡とともに密造を進める中で、次第に「銃を造ること」自体にのめり込んでゆく郁夫…。
自らの手で「何か」を造り出してしまうこと。それは幸運を呼ぶのか? 不幸を呼ぶのか? 手が! 頭が!! 胸部が!!! 木っ端微塵にハジけ飛ぶ!!!!ひとつの「確信」を得ることの出来た男が繰り広げる、短編自主アクションノワール映画。

3/20(土)14:00~ シネ・ヌーヴォX
3/30(火)16:00~ Planet+1
4/05(月)16:00 ~シネ・ヌーヴォX


Fes01

ぼくの前作「ヒミコさん」で主人公のヒミコさんを演じてもらいました。これもまた、つかみ所のない役。でも理解できないからこそ創ります。そうやって出来上がったヒミコさんを、公開時に観た大畑創監督が気に入にり、「大拳銃」でキャスティングされたそうです。その理由を未だ大畑監督に聞いてませんが…。

「大拳銃」は「ヒミコさん」とうって変わりシリアスなタッチ。この物語で宮川さんは大変な目に遭います。もし、この役を知らない人が演じていたら席を立ち上がって悲鳴を上げたかもしれません。宮川さんは役によってイメージを変えてくるから、演じてる人物が実在してる気持ちにさせてくれます。これはとてもありがたいことで、撮影時や、仕上げの時に集中できます。

完成した後も、あの人どうしてるだろう?って気にさせられるのは大事なことです。「大拳銃」で演じた奥さんも、これから食事や用便が大変だろうな~って心配です。
(映画監督:藤原章(『ダンプねえちゃんとホルモン大王』『ラッパー慕情』))

Fes02
「傑力珍怪 ウェブサイト」(外部リンク)
http://ketsuriki.com/film/daikenju.html

作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

『虚空~COCOO~』 監督:久保直樹

シネ・ドライブ2009賞いただきました「ダンプねえちゃんとホルモン大王(監督:藤原章)」に出演しておりました宮川ひろみと申します。ブログを観ていらっしゃるみなさんこんにちは。今年も自分が関わらせていただいた作品が上映されます。是非観に来ていただきたいと思い投稿してみました★

「虚空」の仕事は実は藤原章監督の「ラッパー慕情」を観た久保監督からのオファーだった。
当時、この役を探していたんだけど、「ラッパー慕情」のトモコ役的な役者さんが最後まで決まらず、本人(私)に連絡がきたのだった。その時の所属事務所が久保さんの事務所と目と鼻の先で。大きく腕を振って歩き何度も打ち合わせに行ったことを思いだした。
(宮川ひろみ)


Dscf0018_3

『虚空~COCOO~』

何か撮りたいのに何も撮るものが無い
伝説の映画監督Dが撮る空っぽな映画
 
山本剛史/おぞねせいこ/原田光規/宮川ひろみ
足立智充/石井風花/山本竜二

監督:久保直樹 脚本:根本ノンジ 製作:杉本裕美 撮影:北島元朗 照明:高田 賢  録音:臼井 勝 美術・助監督:大谷清英

スタッフ・キャストは全てネット募集。その「映画」にはシナリオは存在せずDの思いつきで撮影が続けられる。Dには撮りたい、撮らなくてはならないという焦燥感はあるが、実はこの何十年自分が何を表現したいのか?空っぽだったのだ。

3/25(木)18:30~ シネ・ヌーヴォX
3/31(水)18:00~ シネ・ヌーヴォX
4/09(金)16:30~ Planet+1


Dscf0001

ぼくの旧作「ラッパー慕情」で宮川ひろみさんはトモコという、掴みどころのない人物を演じてもらいました。

これは実際にモデルとなった女の子がおりまして…本人に気づかれぬようスパイみたいに取材してたのです。20歳くらいの美容師見習いですけど(不潔)な印象を受けました。それを基に半分こちらでキャラクターの設定をし、残りは宮川さんにお任せしました。そうやって出来上がったトモコを、ゆうばりファンタスティック映画祭で観た久保直樹監督が気に入にり、「虚空」で宮川さんをキャスティングされたそうです。

「ラッパー慕情」もそうですが、「虚空」は、<何かやりたいけど、何をすればいいか見つからない>人たちの物語。そんな鬱屈した溜まり場にポーンと放り込まれたのが宮川さんの役どころです。ちょっと世間からズレており、その他の登場人物と、どのくらい距離をとるかでリアルにもコミカルにも見えてしまう…とても微妙な立ち場に感じました。

役が無防備な人なので、ときどきスカートの下のパンツを曝してしまいます。そのパンツのゴムが、ぼくにはビヨ~ンと伸びてるように見えてリアルでした。実際は伸びてないかもしれませんが、宮川さんの演技で伸びてるように思えたのかもしれません。
「虚空」ではギスギスした閉鎖的な人間関係が展開されます。そんな中にあって宮川さんのパンツの緩み具合は、(みんな楽しく本音で生きようよ!)と代弁している気がしました。
(映画監督:藤原章(『ダンプねえちゃんとホルモン大王』『ラッパー慕情』))


Dscf0011
作品の宣伝・批評について
CINEDRIVE2010では、関係者や観客による「作品宣伝」や「作品批評」を随時募集しています。詳細は以下のURLにてご確認ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)